mi-yann1’s blog

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特許庁長官殿に商標を出願?! 『ホットドッグ』が生まれるまで。

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どーも。

オリジナル雑貨店「ホットドッグ」店長みーやんです。

 

前回、前々回に引き続き「ホットドッグ」が生まれるまでを綴ります。

今回は『商標』編になります。

 

 

キャラクター・ロゴの権利を守るために商標を出願してみる事に!(したいだけ)

正直必要ないかなとも思いつつ、自分の経験にも繋がるかなと......。

 

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わ、わたしは商標の事を......し、知らない......。

 

 商標を登録するメリット

  1. 自分だけが独占して権利を行使できる
  2. 他社は無断で使用できない
  3. ライセンス契約でがっぽり
  4. 同一または、類似した商標の使用を禁止
 
調べるとだいだいこのような、内容の記事が多いですね。
 
わたしとしては、必要ないかなとも思いましたが。
のちのちの事を考えて出願してみることに(したいだけ)
 
調べる

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色んな記事を読んで、自分なりに考えをまとめます。

調べていくうちに、だいたいの流れがわかりました。

    ↓

 

  • 特許庁 商標検索で類似のモノが出願されていないか調べる
  • 特許庁から商標出願用のフォーマットをダウンロード
  • 出願する区分を決める
  • フォーマットに必要な情報を記入
  • FAXで担当部署へ送信
  • フォーマットの記入に不備がないかチェック
  • ダメだし!
  • 修正
  • フォーマットに不備がなければ、プリントアウト
  • 郵便局で「特許印紙」を必要な金額分購入
  • その場で貼る
  • 『特許庁長官殿宛』に簡易書き留めで送る。
  • 半年~11か月後、審査の紙が送られてくる。
  • 出願料金を払う。
  • 登録完了
 
わたしが実際に出願した時の流れです。
ざっくりですが、それでも長い!
 
「ホットドッグ」の商標は現在出願中で、
審査待ちの状況です。
 
長くなりそうなので、軽めに説明していきます。
 


特許庁 商標検索で類似のモノが出願されていないか調べる

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特許庁 商標検索ですると専用のサイトが出てきます。
↓こちらで検索可能です。
あなたの知ってるゲームや漫画、アイドル、ふなっしーなど。
いろんなものが登録されていて、検索するだけでも暇つぶしになります。
 
 
 
 

特許庁から商標出願用のフォーマットをダウンロード

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特許庁のHPから商標用のフォーマットをダウンロードします。



出願する区分を決める

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商標の効力を持たせたい区分を調べます。
作る商品や、サービス内容で類似のものがないか調べます。
 


フォーマットに必要な情報を記入

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出願人の情報を記載していきます。
わたしの場合は、「イラスト」と「ロゴ」をカラーで載せてそれを出願しました。



FAXで担当部署へ送信

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特許庁の担当部署にFAXで、商標内容を書いたものを送ります。
商標相談窓口あてです。
 
余談ですが、わたしの家はFAXが無いです。
なのでセブンのマルチコピー機にUSBをさして、フォーマットを印刷(A4サイズ)
その後、商標窓口宛にFAXしました。
 
コンビニって便利だな~と思った出来事です。
 


フォーマットの記入に不備がないかチェック

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相談窓口に送ってしばらく時間がたつと、
フォーマットに記載している連絡先に電話があります。

ダメだし!

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フォーマットに不備があると、訂正すべき所を教えてくれます。
写真のように感情的ではありません(笑)
非常に丁寧に教えてくれますので、わたしも安心して出願できました。
 
わたしの間違った点
元号を平成にしてました、正しくは 「令和」ですね(汗)
 
あとは記号などを数か所間違っていました。
 
修正

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商標窓口の職員さんに、言われた部分を訂正します。
 
電話を取る際は、
フォーマットとペンを準備しているとスムーズです。
 
 
 
 


フォーマットに不備がなければ、プリントアウト

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修正して不安な場合は、また商標窓口にFAXして確認してみましょう。
商標フォーマットに不備が無ければ「大丈夫」ですと言われます。
 
その後、修正版のフォーマットを印刷します。(わたしはマルチコピー機を使いました)



郵便局で「特許印紙」を必要な金額分購入

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商標出願に必要な「特許印紙」を購入しに、郵便局に行きましょう。
小さな郵便局だと売ってない場合もあるので、大きな郵便局に向かってください。
 
出願に必要な特許印紙「12000円」
窓口の郵便スタッフさんに特許印紙くださいと伝えましょう。



その場で貼る

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印紙をフォーマットに貼り付けます。
郵便局の机に、ローラがあるのでそれを滑らせると水が付いて貼る事ができます。
むかしの人のように舌でべろべろしなくてよいですね。
 
後は名前の横に印鑑を押して完成です。
 
『特許庁長官殿宛』に簡易書き留めで送る。

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茶封筒の中央に特許庁長官宛と記載。
後は住所なども調べればすぐに出てきます。
 
「東京都千代田区霞が関3丁目3号」ですね!
(どこ?そこ?!地方の田舎者にはわかりません(笑)
 
あとは、表面に「商標登録願在住」と書けばOKです。



半年~11か月後、審査の紙が送られてくる。

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待ちます。




出願料金を払う。

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登録完了

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 商標登録完了!

 

わたしはまだ、ここまで進んでない審査待ちの状態です。

写真で言うと黒猫の「待ちます」の所になります。

 

わたしが実際に商標を出願した流れになります。

個人でも調べれば簡単にできるので、おススメです。

 

業者さんに頼むと、結構お金を取られるみたいです。

 

それでは今回はここまでです。

 

次回はホットドッグのグッズを作っていく過程を綴ります。