特許庁長官殿に商標を出願?! 『ホットドッグ』が生まれるまで。
- 特許庁 商標検索で類似のモノが出願されていないか調べる
- 特許庁から商標出願用のフォーマットをダウンロード
- 出願する区分を決める
- フォーマットに必要な情報を記入
- FAXで担当部署へ送信
- フォーマットの記入に不備がないかチェック
- フォーマットに不備がなければ、プリントアウト
- 郵便局で「特許印紙」を必要な金額分購入
- その場で貼る
- 半年~11か月後、審査の紙が送られてくる。
- 出願料金を払う。
- 登録完了
どーも。
オリジナル雑貨店「ホットドッグ」店長みーやんです。
前回、前々回に引き続き「ホットドッグ」が生まれるまでを綴ります。
今回は『商標』編になります。
キャラクター・ロゴの権利を守るために商標を出願してみる事に!(したいだけ)
正直必要ないかなとも思いつつ、自分の経験にも繋がるかなと......。
商標を登録するメリット
- 自分だけが独占して権利を行使できる
- 他社は無断で使用できない
- ライセンス契約でがっぽり
- 同一または、類似した商標の使用を禁止
調べるとだいだいこのような、内容の記事が多いですね。
わたしとしては、必要ないかなとも思いましたが。
のちのちの事を考えて出願してみることに(したいだけ)
調べる
調べていくうちに、だいたいの流れがわかりました。
↓
- 特許庁 商標検索で類似のモノが出願されていないか調べる
- 特許庁から商標出願用のフォーマットをダウンロード
- 出願する区分を決める
- フォーマットに必要な情報を記入
- FAXで担当部署へ送信
- フォーマットの記入に不備がないかチェック
- ダメだし!
- 修正
- フォーマットに不備がなければ、プリントアウト
- 郵便局で「特許印紙」を必要な金額分購入
- その場で貼る
- 『特許庁長官殿宛』に簡易書き留めで送る。
- 半年~11か月後、審査の紙が送られてくる。
- 出願料金を払う。
- 登録完了
わたしが実際に出願した時の流れです。
ざっくりですが、それでも長い!
「ホットドッグ」の商標は現在出願中で、
審査待ちの状況です。
長くなりそうなので、軽めに説明していきます。
特許庁 商標検索で類似のモノが出願されていないか調べる
特許庁 商標検索ですると専用のサイトが出てきます。
↓こちらで検索可能です。
あなたの知ってるゲームや漫画、アイドル、ふなっしーなど。
いろんなものが登録されていて、検索するだけでも暇つぶしになります。
特許庁から商標出願用のフォーマットをダウンロード
特許庁のHPから商標用のフォーマットをダウンロードします。
出願する区分を決める
商標の効力を持たせたい区分を調べます。
作る商品や、サービス内容で類似のものがないか調べます。
フォーマットに必要な情報を記入
出願人の情報を記載していきます。
わたしの場合は、「イラスト」と「ロゴ」をカラーで載せてそれを出願しました。
FAXで担当部署へ送信
特許庁の担当部署にFAXで、商標内容を書いたものを送ります。
商標相談窓口あてです。
余談ですが、わたしの家はFAXが無いです。
なのでセブンのマルチコピー機にUSBをさして、フォーマットを印刷(A4サイズ)
その後、商標窓口宛にFAXしました。
コンビニって便利だな~と思った出来事です。
フォーマットの記入に不備がないかチェック
相談窓口に送ってしばらく時間がたつと、
フォーマットに記載している連絡先に電話があります。
ダメだし!
フォーマットに不備があると、訂正すべき所を教えてくれます。
写真のように感情的ではありません(笑)
非常に丁寧に教えてくれますので、わたしも安心して出願できました。
わたしの間違った点
元号を平成にしてました、正しくは 「令和」ですね(汗)
あとは記号などを数か所間違っていました。
修正
商標窓口の職員さんに、言われた部分を訂正します。
電話を取る際は、
フォーマットとペンを準備しているとスムーズです。
フォーマットに不備がなければ、プリントアウト
修正して不安な場合は、また商標窓口にFAXして確認してみましょう。
商標フォーマットに不備が無ければ「大丈夫」ですと言われます。
その後、修正版のフォーマットを印刷します。(わたしはマルチコピー機を使いました)
郵便局で「特許印紙」を必要な金額分購入
商標出願に必要な「特許印紙」を購入しに、郵便局に行きましょう。
小さな郵便局だと売ってない場合もあるので、大きな郵便局に向かってください。
出願に必要な特許印紙「12000円」
窓口の郵便スタッフさんに特許印紙くださいと伝えましょう。
その場で貼る
印紙をフォーマットに貼り付けます。
郵便局の机に、ローラがあるのでそれを滑らせると水が付いて貼る事ができます。
むかしの人のように舌でべろべろしなくてよいですね。
後は名前の横に印鑑を押して完成です。
『特許庁長官殿宛』に簡易書き留めで送る。
茶封筒の中央に特許庁長官宛と記載。
後は住所なども調べればすぐに出てきます。
「東京都千代田区霞が関3丁目3号」ですね!
(どこ?そこ?!地方の田舎者にはわかりません(笑)
あとは、表面に「商標登録願在住」と書けばOKです。
半年~11か月後、審査の紙が送られてくる。
出願料金を払う。
登録完了
商標登録完了!
わたしはまだ、ここまで進んでない審査待ちの状態です。
写真で言うと黒猫の「待ちます」の所になります。
わたしが実際に商標を出願した流れになります。
個人でも調べれば簡単にできるので、おススメです。
業者さんに頼むと、結構お金を取られるみたいです。
それでは今回はここまでです。
次回はホットドッグのグッズを作っていく過程を綴ります。